日本女子大の多屋淑子教授と東レ、スポーツウエア大手のゴールドウインはスペースシャトルなどの宇宙船内で着る「船内服」に使われている素材や技術を日常 の衣類に応用する。においを防ぎ、素早く乾く素材で無重力状態での姿勢に合わせて作った船内服が、介護を受けるお年寄りの服作りにも生かせそうだ。
宇宙船内は狭くて密閉されているため、抗菌で乾きやすく、燃えにくい生地を新たに開発した。また、無重力状態では、自然に体が「く」の字のような姿勢になるため、シャツの背中側を長めにし、背中が出ないデザインにした。
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